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三草山ゼフィルスの森

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三草山のゼルフィスの森

三草山のゼルフィスの森

ヒロオビミドリシジミ

ヒロオビミドリシジミ

ウラノアミアカシジミ

ウラナミアカシジミ

ミズイロオナガシジミ

ミズイロオナガシジミ

三草山(みくさやま)ゼフィルスの森は、大阪府能勢町と兵庫県猪名川町の府県境にある三草山(標高563m)の山麓部にあるナラガシワやクヌギ・コナラなどの落葉広葉樹を主体とした14.48haのエリアです。ゼフィルスとは、「森の宝石」とも呼ばれるミドリシジミ類のチョウの総称で、この森では、日本に生息するミドリシジミ類25種類のうち10種が確認されています。なかでもヒロオビミドリシジミ(大阪府絶滅危惧Ⅰ類)にとっては府内唯一の生息地であり、国内の分布の東限にあたります。

  • 三草山ゼフィルスの森は全ての動物種の捕獲・採集が禁止されています。(大阪府自然環境保全条例による罰則規定があります。)
三草山ゼフィルスの森地図

最新情報

    • スタッフブログ

      「三草山ゼフィルスの森 エア観察会2021」の動画を公開しました。

    • スタッフブログ

      2021.6.12 動画用撮影

    • イベント・講座

      【中止】6/20(日)三草山 森の妖精ゼフィルス観察会

    情報一覧

主な活動の内容

三草山の手入れをする人たちの画像
食餌木に集まるゼルフィス

ゼフィルスの森では専門家の調査・研究をもとにチョウを指標とした森の植生管理を行っています。チョウは種ごと、幼虫・成虫によって食べるものが異なるため、多様な食草・食樹を支えるための里山管理を行っています。スミレ食や訪花性のチョウのためには、草本植物が育成する明るい林床になるよう定期的に伐採しササを刈ります。しかしササ類を食草とするチョウのためには、ネザサを含む林床植生が必要です。そこでササを刈り込む区と放置する区を配する「縞状管理」を行っています。多くのチョウがいる森は、それらを支える多様な植物が生育している森ということです。里山管理を行い、植生を豊かにし、チョウたちが棲みよい場所にする保全活動は、チョウだけでなく多くの生きものを守ること、生物多様性を向上させることにつながります。

  • ヒロオビミドリシジミの食餌木となるナラガシワの育成(育苗、萌芽更新、受光伐、植栽)
  • チョウ類の多様性確保のための縞状ササ刈り
  • チョウ類の食草・食樹を守るためのマルチングボード設置やシカ避け柵の設置
  • 専門家による植生調査、ゼフィルス生態調査やモニタリング
  • 観察会等による普及啓発 など

里地里山一連の生物多様性保全

田植えの様子の画像
収穫後の稲を天日干しする様子の画像

三草山の麓にある神山(こやま)棚田では、遊休農地再生事業「タガメの田づくり」の活動を行っています。かつてススキやササ、低木で覆われていた遊休農地を、多様性豊かな稲作水系へと復活させるべく、昔ながらのお米づくりをしながら棚田の維持管理を行っています。残念ながらシンボルであるタガメ(大阪府絶滅危惧Ⅱ類)は現在活動場所では確認されていません。タガメはカエルや昆虫類を食べる大型昆虫で、食物連鎖の上位にいる生きものです。つまりタガメがいるということは、多くの生きものがいるということです。活動を通じてタガメが戻ることを目標にしています。“里山”のゼフィルスの森に対して「タガメの田づくり」を“里地”とし、より多くの生きものが棲む里地里山一連の保全活動を行っています。

「タガメの田づくり」の主な活動・イベント

【春】田んぼや畑の整備、田植え(5月)
【夏】草刈り
【秋】稲刈り(9月)、田んぼの土あげ
【冬】ため池整備、冬支度(しめ縄づくり、餅つき)(12月)

  • その他、獣害防止の柵設置、水路の整備、外来生物の捕獲など

活動に参加する

草刈りの様子の画像
池の中で作業する人たちの画像

「能勢みどりすとクラブ」

能勢の自然に魅了されて、この環境を後世まで残したいと思い日々活動しています。最近見なくなったな、と思われる植物や動物が、能勢に行ったら見られるよ!!というような場所にしたいと考えています。ここでは四季を通じてたくさんの草花や動物に出会えます。そしてお米はもちろん、いろんな野菜や山菜など自然の恵みも楽しみのひとつです。みんなでその場で調理していただくこともしばしば。日常とはちょっと違う体験してみませんか。ご参加お待ちしています!

〈活動日〉毎月第1水曜日・第3日曜日
〈集合場所・時間〉能勢電鉄山下駅9時30分集合。乗合で活動地まで行きます。

  • 初めて参加されるかたは、まずはお問合せ・申し込みフォームからご連絡ください。

お問合せ・申し込み

保全活動の歴史

かつて薪炭林として活用されてきた三草山は、時代とともに薪や炭が使用されなくなり、放置されることにより森は荒廃し、ゼフィルスをはじめ多くの生きものにとっては棲みづらい環境となりました。かつての里山管理を行うことでゼフィルスが舞う森をよみがえらせたいと、1992(平成4)年「ゼフィルスの森トラスト運動」がスタートしました。2014(平成26)年には学識経験者、地元関係者、保全活動ボランティア、行政をメンバーとする「三草山ゼフィルスの森保全検討会議」が設置され、保全活動推進のための話し合いが行われています。

  • 1990(平成2)年

    保全基礎調査

  • 1992(平成4)年

    ゼフィルスの森トラスト運動スタート
    大阪府緑地環境保全地域に指定

  • 1993(平成5)年

    土地所有者と地上権設定契約を締結

  • 1995(平成7)年

    ゼフィルス観察会スタート

  • 2007(平成19)年

    大阪府緑地環境保全地域 保全計画が変更

  • 2008(平成20)年

    休耕田を利用したナラガシワの苗木づくりスタート

  • 2009(平成21)年

    三草山のふもとで「タガメの田づくり」スタート

  • 2014(平成26)年

    ナラ枯れ確認
    三草山ゼフィルスの森保全検討会議設立
    能勢みどりすとクラブ発足

  • 2015(平成27)年

    萌芽更新3ヵ年計画スタート

  • 2018(平成30)年

    7月豪雨、台風21号により大規模な崩落や倒木が発生

三草山ゼフィルスの森保全検討会議

2020(令和2)年度
2019(令和元)年度
2018(平成30)年度

“みどりの未来”のためにできること

  • 寄付をする

    大阪府内の貴重な自然や里山を守り続けるために寄付を募っています。

  • 会員になる

    活動を継続的に支援してくださる会員を随時募集しています。

  • 緑の募金に協力する

    振込、バッジの購入、物品寄付で募金にご協力をお願いします。

  • 保全活動に参加する

    自然環境や里山の保全活動への参加者を随時募集しています。

  • イベントに参加する

    生きもの観察会や体験イベントにご参加ください。

  • 寄付をする

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  • 会員になる

    活動を継続的に支援してくださる会員を随時募集しています。

  • 緑の募金活動を行う

    職場やイベント等で募金を呼びかけていただける協力団体を募集しています。

  • CSR 活動を行う

    「みどり」を通じたさまざまな社会貢献の方法があります。

  • 緑の募金活動を行う

    集めた募金の交付金を活用して学校や園の身近なみどりを増やしてください。

  • 保全活動を行う

    自然体験や保全活動など、独自のプログラムのご相談に応じます。

  • 森林ESD を実施する

    「緑の募金」などを財源に、みどりづくりや木の利用を進める活動を支援します。

  • ポスターコンクールに応募する

    国土緑化運動・育樹運動ポスターを作成するための作品を募集しています。

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