活動報告ブログ

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森人塾 第2回講座

2017年07月15日

7月9日の日曜日、大阪府立大学Isiteなんばで、森人塾の第2回講座が開催されました。

この講座のスタイルは、まず現場を見よう。そして学識者の話をお聞きするスタイルです。

第1回講座では、フィールド実習として、能勢町の三草山に行きました。この季節は蝶のゼフィルス類が多く見れる季節。そして、三草山のゼフィルス達を守るための環境保全活動の現場を見ました。人が手を入れて、森林の整備を行っているからこそ、ゼフィルス類をはじめ多くの生き物が生息できている。その現場を見学しました。

そして、今回は、現場見学をふまえての室内講義です。講師は大阪府立大学副学長であり当協会会長でもある石井実先生です。
石井先生は、まだ里山との言葉が一般化されていない頃から里山保全活動に関わっておられ、三草山ゼフィルスの森の提唱者です。


石井先生の講義に入る前に、前回の三草山のフィールド実習で何を見てきたか、どんな疑問が浮かんだか、「ひとことカード」と名付けられたカード用紙に各参加者が現場で記入。
その質問に対する回答を大阪森林インストラクター会の皆さんのプレゼンで披露させて頂きました。
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三草山での皆さんの記憶がよみがえってきたところで、いよいよ石井先生の講義です。

なぜ、生き物が減っているのか、レッドデータリストの話や大阪みどりのトラスト協会の保全活動。
私たちは何をやらなければいけないのか。分かりやすく解説。

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講義は、「三草山ゼフィルスの森の今後の保全の考え方」として、「チョウ類を指標とした里山林の植生管理」「山麓の農地や集落を含む景観の保全」「ナラ枯れ対策を兼ねた大面積の萌芽更新」「外来種と野生獣の管理」「モニタリングと順応的管理」の必要性など。
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特に外来生物は新たな危機になります。外来生物は日本固有の生物を圧迫する可能性が高く、生態系をくるわせてしまいます。残念ながら、三草山にもソウシチョウなど外国の鳥が入りはじめウグイスの仲間が生息できなくなり、大きな問題が発生するのではないかと懸念されています。

講義の後は、机もロの字型にセッティング。石井先生を中心に、参加者みんなで意見交換・質問タイムを行いました。
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