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ニホンジカによる日本の植生への影響 シカと植生に関するアンケート調査(2018~2019)ご協力のお願い

2018年09月29日

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植生学会HP http://shokusei.jp/sika.html



 近年、シカによる日本の自然生態系に対する影響は大きな脅威となっています。2009年5月~2011年1月(回答期間)に植生学会企画委員会が中心となり、全国アンケート調査が実施されました。その調査の目的の一つは「植生へのシカ影響についての全国的な実態把握」であり、つぎに「地域ごとのシカ影響実態のデータベース化」でした。前者は、全国各地における植生・植物群落へのシカ影響の程度や広がり、その具体的内容などの実態を把握することであり、その結果は影響度マップなど一般社会にも分かりやすい形で公表しました(植生学会企画委員会 2011、下記の参考資料を参照)。全国的な実態把握と公表は、植生に対するシカによる影響を日本の自然全体への脅威として社会が正しく認識するために重要です。


 さらに、「地域ごとのシカ影響実態のデータベース化」によって行政や民間団体が、実質的な植生管理や野生動物管理を実行する際の基礎資料になり得たのではないかと考えています。


 前回のアンケート調査からおよそ9年経過しましたが、その間にも、シカの分布域が拡大し(環境省、2016)、自然へのシカによるマイナスの影響は今なお続いています。そこで、2018年から2019年の2年間にわたって同様のアンケート調査を実施し、およそ10年経過したモニタリング調査を企画しました(第1期調査締め切り:2018年9月30日。第2期調査締め切り:2019年8月31日)。今回の調査は、前回の質問項目に加えて、シカ柵(植生保護柵)による植生管理およびシカの実態調査も含んでおり、行政、民間団体、研究者および個人がかかわっていることから、このことについてもアンケート調査を実施し、地域の自然環境の保全につなげていきたいと考えています。


 つきましては、アンケート調査にぜひともご協力いただきたく、よろしくお願い申しあげます。


★ 調査には、上のバナーもしくは、植生調査のウェブページをご覧いただき、ご協力お願いいたします。


主催:植生学会企画委員会
協賛:(公財)大阪みどりのトラスト協会、(公社)大阪自然環境保全協会、 関西自然保護機構