キービジュアルの画像

緑の募金とは

close

緑の募金で大阪のみどりをもっと豊かに!

緑の募金は、私たちにさまざまな恩恵を与えてくれる森林やみどりを豊かにするため、一人ひとりが、それぞれの立場、可能な方法で、誰もが参加できる社会貢献です。
集められた募金は、身近なみどりを増やし、未来を担う子どもたちのみどりを想う気持ちを育む活動に活用されています。

緑の募金の歴史

「緑の募金」運動は、緑の羽根をシンボルに国土の緑化を進めることや緑化意識の向上を期待して、昭和25年に始められた運動をさらに広がりのあるものとして継承・発展させたものです。
大阪では昭和27年に始まり、市民生活と緑をつなぎ、豊かな緑と水に恵まれた社会づくりに貢献してきました。平成7年に「緑の募金による森林整備等の推進に関する法律」が制定され、募金計画や募金結果、それによる事業を公表し、『透明性のある募金』とし現在に至ります。

全国の動き大阪府の動き
1947年
(昭和22年)
・森林愛護連盟の結成
・国土緑化推進委員会の結成。これに呼応して24県で緑化推進委員会を結成。
1947年
(昭和22年)
・森林愛護連盟の結成
・国土緑化推進委員会の結成。これに呼応して24県で緑化推進委員会を結成。
1950年
(昭和25年)
・緑化運動史上初の試みとして、東京都をはじめとする20都道府県で緑の羽根募金運動を開始。
・第1回全国植樹祭を開催。天皇皇后両陛下が「緑の羽根」を胸につけてご臨席。
1952年
(昭和27年)
・2月18日に大阪府緑化推進委員会を結成。
・委員会が緑の羽根募金運動を始めて試み、2,616,062円96銭を集めた。
1953年
(昭和28年)
・緑の羽根募金が1億円を達成。 ・第1回大阪府植樹祭を大阪城公園にて開催。マツ・モミジ・ツゲ・サクラを植樹。以後、毎年植樹祭を開催し、林業緑化功労者を表彰。
・募金活動を4月1~20日とした。
1957年
(昭和32年)
・4月1~7日を「緑の週間」として集中的に活動するとした。
1960年
(昭和35年)
・現在の「緑の少年団」の前衛である「グリーン・スカウト」の結成を呼びかける。 ・募金活動期間を4月10~30日とした。
・募金累計5,500万円を達成・それによる植樹した樹木は20万本に達した。
1965年
(昭和40年)
・募金累計1億円を達成。それによる植樹した樹木は23万5千本に達した。
1968年
(昭和43年)
・緑の羽根募金が2億円を達成。
1969年
(昭和44年)
・秋田県からの提案で「緑の少年団」が各県で結成されていく。
1974年
(昭和49年)
・募金累計2億円を達成。この頃には70種以上を植樹し、それによる樹木は30万本に達した。
1977年
(昭和52年)
・第1回全国育樹祭を開催。
1980年
(昭和55年)
・緑の羽根募金が5億円を達成。 ・大阪府で初めて「緑の少年団」として「交野市少年少女クリーンパトロール隊」が発足。
1985年
(昭和60年)
・21世紀の森林づくり委員会が「21世紀へ~国民参加の森林づくり~」を提言。 ・募金累計5億円を達成。
1988年
(昭和63年)
・(社)国土緑化推進委員会を改組し、(社)国土緑化推進機構を設置。
1989年
(平成元年)
・国民の祝日として「みどりの日」(毎年4月29日)を制定。毎年4月23~29日を「みどりの週間」とすることに閣議了解。
・全国緑の少年団連盟を設立。
・11月1日に(財)大阪みどりのトラスト協会を設立。
1990年
(平成2年)
・大阪府緑化推進委員会の解散が承認され、事業内容を大阪みどりのトラスト協会へ移行。
・大阪府緑の少年団連盟を設立。
1991年
(平成3年)
・協会の緑の募金事業に関する重要事項を調査審議する機関として緑化推進委員会を設置。
1995年
(平成7年)
・「緑の募金による森林整備等の推進に関する法律」制定。この法により、(社)国土緑化推進機構・都道府県緑化推進委員会を緑の募金団体として法定。
1996年
(平成8年)
・緑の募金のシンボルマークを一般公募から選定。
・緑の羽根募金を『緑の募金』として開始。
・緑化推進委員会を改組し、緑化推進運営協議会を設立。
・春季に加え秋季キャンペーンも実施(イベント等で募金を募った)。
2000年
(平成12年)
・募金累計10億円を達成。
2004年
(平成16年)
・「緑の募金による森林整備等の推進に関する法律」制定10周年を記念して、さまざまなイベントや運動を展開。 ・積極的に秋季キャンペーンの展開始める。
2007年
(平成19年)
・4月15日~5月14日をみどりの月間、5月4日をみどりの日に制定 ・「学校に森林と木の香りを」整備事業開始。
2011年
(平成23年)
・4月15日~5月14日をみどりの月間、5月4日をみどりの日に制定。 ・「学校に森林と木の香りを」整備事業開始。
2011年
(平成23年)
・東日本大震災復興支援使途限定募金開始。(以降、大規模な自然災害発生後に、当該災害の復旧支援の使途限定募金を実施)
2012年
(平成24年)
・国連総会で国際森林デー創設。
2013年
(平成25年)
・第1回東日本大震災復興支援チャリティーコンサート開催。
2014年
(平成26年)
・国際森林デーを記念した植樹を実施。 ・第2回東日本大震災復興支援チャリティーコンサート開催。
2015年
(平成27年)
・第3回東日本大震災復興支援チャリティーコンサート開催。
2016年
(平成28年)
・オンライン募金「かざして募金」(現「つながる募金」)開始。
2017年
(平成29年)
・府立図書館と共催の普及啓発事業開始。
・森林ESDの推進に着手。
・お宝エイド(物品寄付)を開始。
2018年
(平成30年)
・30周年記念トラスト感謝祭開催。
2019年
(令和元年)
・平和の緑づくり事業開始。
2020年
(令和2年)
・新型コロナウイルス感染症の拡大により募金活動が影響を受ける。 ・街頭募金や、イベント等の活動が中止となる。

大阪の緑の募金推移

募金の推移の図
〈2021年度緑の募金内訳〉

募金の内訳の図

緑化推進運営協議会の設置

当協会では、緑の募金を適正に活用するため「緑化推進運営協議会」を設置しています。協議会では事業計画、事業報告、収支決算その他の緑の募金に関する重要な事項を審議しています。

年度事業計画事業報告
2018(平成30) 第50回緑化推進運営協議会 第53回緑化推進運営協議会
2019(令和元) 第52回緑化推進運営協議会 第55回緑化推進運営協議会
2020(令和2) 第54回緑化推進運営協議会
第56回緑化推進運営協議会
第58回緑化推進運営協議会
2021(令和3) 第57回緑化推進運営協議会 第60回緑化推進運営協議会
2022(令和4) 第59回緑化推進運営協議会 第62回緑化推進運営協議会
2023(令和5) 第61回緑化推進運営協議会

“みどりの未来”のためにできること

  • 寄付をする

    大阪府内の貴重な自然や里山を守り続けるために寄付を募っています。

  • 会員になる

    活動を継続的に支援してくださる会員を随時募集しています。

  • 緑の募金に協力する

    振込、バッジの購入、物品寄付で募金にご協力をお願いします。

  • 保全活動に参加する

    自然環境や里山の保全活動への参加者を随時募集しています。

  • イベントに参加する

    生きもの観察会や体験イベントにご参加ください。

  • 寄付をする

    大阪府内の貴重な自然や里山を守り続けるために寄付を募っています。

  • 会員になる

    活動を継続的に支援してくださる会員を随時募集しています。

  • 緑の募金活動を行う

    職場やイベント等で募金を呼びかけていただける協力団体を募集しています。

  • CSR 活動を行う

    「みどり」を通じたさまざまな社会貢献の方法があります。

  • 緑の募金活動を行う

    集めた募金の交付金を活用して学校や園の身近なみどりを増やしてください。

  • 保全活動を行う

    自然体験や保全活動など、独自のプログラムのご相談に応じます。

  • 森林ESD を実施する

    「緑の募金」などを財源に、みどりづくりや木の利用を進める活動を支援します。

  • ポスターコンクールに応募する

    国土緑化運動・育樹運動ポスターを作成するための作品を募集しています。

背景イラスト

ページトップアイコン