活動報告ブログ

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おおさか自然の恵み体験ツアー第3弾「茶道の文化を支える炭焼の里」を開催しました

2018年01月26日

1月21日、大阪の自然の恵みを訪ねるツアー、第3回目の会場は能勢さとやま創造館。
伝統的なの炭焼きを守りつつ、菊炭の新たな可能性にチャレンジし、先端を走る拠点です。
能勢さとやま創造館の代表、小谷義隆さんに菊炭の世界をご案内してもらいました。


当日は、1月にしては暖かく、天気もいい日となりました。
バスで会場に到着すると早速、伝統の池田窯の前に案内してもらいました。

大きなドーム上の釜の入り口はしっかりと密閉されていました。
今、まさに炭焼のシーズン。
窯の中には1週間程度かけて焼き上げた炭が入っていて、また1週間かけて冷やされています。


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窯の前でお話する能勢さとやま創造館代表の小谷義隆さん


続いて、里山創造館の前に広かる里山を散策。
炭の原料になるクヌギの森に案内してもらいました。

この地域では、クヌギの木を一定の高さで切り、出てくるわき芽を成長させます(萌芽更新)。
10年ほどして、数本のわき芽が腕の太さほどになったら、また同じ場所で切り、炭の原料にするという管理が続けられています。

200年以上もの間、人に材を提供し続けてきたと思うと、感慨深い気持ちになります。


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10年サイクルで一定の高さで切るという管理がつづけられた台場クヌギの森

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菊炭の里山散策


散策の後は、参加者の皆さんに七輪を使って菊炭に火をつけてもらいました。
橙色の炎の揺らぎ、ぱちぱちはじける炭の音、煙たくなくて香ばしい炭の香、燃えた後に菊のきれいな形のまま白くなる炭の色・・ものを暖める、焼く、暖をとる、といった機能だけではない炭火のよさを感じました。


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菊炭の炎


とはいっても、やっぱり何か焼きたくなるもの(笑)。

小谷さんが取り出したのは、淡いグリーンのコーヒーの生豆でした。
炭火は空気を暖めてその熱でものを暖めるのではなく、遠赤外線が直接ものに届くので、「強火の遠火」が実現し、上手に火が通るそうです。

炭火でコーヒー豆を炒っていると、会場はコーヒーの香に包まれました。
暖かい炭火焙煎コーヒーとようかんでカフェタイムが始まりました。

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コーヒー焙煎実演


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カフェタイム


最後に炭や石鹸、コーヒーなどの菊炭グッズをお土産に買ってイベントはお開きに。
炭焼シーズンの忙しい季節に盛りだくさんの企画をしていただき、能勢の自然や文化を楽しめました。


能勢さとやま創造館ホームページ  < http://www.satoyama-co.jp/>
伝統の茶の湯炭から菊炭石鹸や、菊炭のきれいな形を生かしたインテリアまでネットで購入できます。



おおさか自然の恵みツアーは定員に達しており、キャンセル待ちでの受け付けになります。


★申し込み受付中のトラスト協会主催イベント★
2月25日(日) 信太の森 惣ヶ池湿地 生きもの観察会 ~カスミサンショウウオ卵のう調査~
詳しくは、こちらのイベントページをご覧ください。ご参加お待ちしております。

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